フレームの金属部分や樹脂の部分が皮膚に接触して、アレルギーを起こす場合があります。最初は大丈夫でも、使用しているうちにメッキや表面部分が劣化していきます。その劣化した金属の地肌が皮膚に触れることにより、炎症が起きるわけですが、特にニッケルを用いた合金の場合に多くみられます。このような場合には、ニッケルを用いていない材質のものが望ましく、最近ではチタンを使ったフレームが炎症を起こしにくいとされています。また、K18金は比較的安全ですが、それでも金属アレルギーを起こしやすい方は要注意です。
フレームのつるの先端部分(耳に触れる部分)は樹脂でできたカバーで覆われていますが、これにも敏感に反応する方がいます。この部分は取替えが可能ですので、かゆくなったり、赤くなったりする場合は取替えが必要です。